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活動: Blog2

1/27(水)・2/3(水) 全体ゼミ

  • 執筆者の写真: Mayu
    Mayu
  • 2021年2月4日
  • 読了時間: 4分

とても寒い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。




今回の記事では,1月27日・2月3日のゼミの内容について紹介をさせていただきたいと思います。




【1月27日:夏未さんの卒論検討会・小学校教科担任制についてのディスカッション】


前半では,夏未さんの卒論検討会を行いました。論文を読みつつ最終の誤字脱字のチェックを行いながら,いよいよ夏未さんの論文が完成するのだなと考えると,とてもわくわくしました!

夏未さんの研究を通して,私自身も,論文を書く際に注意すべきことや,表現の方法など,様々なことを学なせていただいています。

また,教育初心者の私には,まだまだ足りない部分が多いですが,素敵なゼミメンバーの方々のおかげで日々勉強をさせていただいております。

残り少ない今年度ですが,私自身にできることを探し,少しでも協力できることを探していきたいと強く思いました。



後半では,つい先日中教審の答申に記載されていた「小学校の教科担任制」に関してディスカッションを行いました。教科担任制を導入した際,そのメリット・デメリットは何か。また,うまく導入して行くには教師として,学校としてどのようなことを意識・留意していくのかを全員で考えました。


メリットとしては

・専門性が高まり,授業の質が向上する

・教師の負担減

・自分の学級の状態について,客観的に授業を見る機会ができる

・中学校生活に慣れやすくなる為,中1ギャップが解消される(中学校への接続がしやすい)

・担任との関係があまり良くない児童に関して,教科担任が加わるため,頼ることのできる大人が増える


デメリットとしては

・担任との繋がりが薄くなる

・担任と教科担任間の情報共有が必要になる

・教科担任と学級担任の,仕事量のバランスを取ることができないのではないか

・時間割の組み方が難しい

・状況に応じて,時間割を柔軟に変えることができなくなる


うまく導入していくには

・人員を確保する

・情報の伝達・共有(教師同士・保護者との)をしっかりと行う

・みんながわかりやすい授業づくりを行う

・教師同士の仕事量のバランス⇒どこまでが担任の役割でどこまでが教科担任の役割なのかをはっきりさせる


このような意見が出ました。話し合いを通して,私とは異なる視点で教科担任制について考えている意見が多く見られ,より多角的に物事を考えていく必要があるなと改めて感じました。

大島先生は,教科担任制導入において,「何のために,何をしていくのか,教師のビジョンを明確にすることが大切だ」とおっしゃっていました。子どもたちのより良い学びにはどのようなことをすれば良いのか,この制度をどうやって活用すれば子どもたちの主体的な学びに繋がっていくのかなど,教師自身の教育のビジョンを大学院生のうちから考えていく必要があると感じました。






【2月3日:夏未さん卒論発表リハーサル・対話型模擬授業検討会】



前半では,夏未さんの卒論発表会のリハーサルを行いました。

夏未さんの実際の発表会を想定し,質問をしたり細かい内容について考えたりしました。

夏未さんの発表はとても素晴らしく,発表方法やスライドの構成の仕方など,私自身も多くの知識を得ることができました。本番がとても楽しみです!

発表を聞き質問タイムに入り,ゼミのメンバーが質問をする中,私はなかなか質問が思いつ来ませんでした。やはり,何事に対しても,もっと疑問を持ちながら捉えていく必要性があると実感させられました。

あと少しですが,夏未さんが最後まで輝けるように,精一杯のサポートを全員で行っていこうと思います!


後半では,私の模擬授業をゼミのみなさんに受けていただき,リフレクションとして対話型模擬授業検討会を行いました。小学校5年生の英語の授業を想定し,実際に子どもたちに接するように意識しながら授業を行いました。

対話型模擬授業検討会では授業者・学習者それぞれの立場から,「Do(何を行ったか)」「Think(何を考えていたか)」「Feel(何を感じていたか)」「Want(何を望んでいたか)」について意見を出し合い,話し合いを進めていきます。

授業を終え,自分の行った授業に対して,何を感じ,何を考えながら授業を進めていたのかを共有し振り返りながら,授業者の考えていることと学習者の考えていることのズレを実感しました。このズレから,私が子どもたちに意識してもらいたい,この授業でこれだけは覚えてほしいと感じていることが,子どもたちに伝わっていない場合もあるのだということに気付かされました。大島先生が仰っていたように,その時間で,授業者と学習者のゴールを明確化し,全員が同じ目標に向かって,助け合いながら授業を進めていく必要があると感じました。ゼミの方々からいただいた貴重な意見やアドバイスを参考に,再度,授業の改善や内容の改善を行っていきたいと思います。






これからの大学院生活において,様々な知識を得て,様々な経験をしながら,理想の教師を目指して,日々の学びを大切にしていきたいと思います。


長くなってしまいましたが,ここまで読んでいただきありがとうございました。

皆様,お体に気をつけてお過ごしください!


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