2020年5月22日 合同ゼミ②「学習評価について」
- natsumi
- 2020年5月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年1月23日
先週、5月22日は2回目の桐生研との合同ゼミでした。
今回は前回に引き続き、LTD法を用いて話し合い活動を行いました。
テーマは「学習評価について」です。
2回目ともあって、前回よりもよりスムーズに、より深い話し合いができたと思います。
学習指導要領の改定に伴って、学習評価の観点が
・知識、技能
・思考、判断、表現
・主体的に学習に取り組む態度
の3観点に変更されたのは周知の事実だと思います。
これによって、学習指導要領が目指す3つの柱(「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力、人間性等」)と整合性がとれ、3本の柱で貫かれるようになりました。
では、なぜ変更されたのか、何を評価すれば良いのか、教師はどうあるべきなのか、といったことが書かれており、それをもとに話し合いました。
話し合いの中では
・子供が自分でPDCAサイクルを回せるようになるには、教師はどういった働きかけをするべきなのか
・目指すべき「深い理解」とは何なのか
・今までの教育がいかに「やりっぱなし」が多かったか
などが話題に上がりました。
私は、「主体的・対話的で深い学び」という言葉はよく聞きますし、授業のあり方や学習内容については考えることが多かったのですが、評価というところに目を向けたことがあまり無かったので、とてもいい学びが得られたと思います。
評価について教員同士できちんと基準を共通理解しておくことの大切さも知りました。
他の研究室の方、しかも院生さんや現職さん、また後輩たちと話したり、議論したりすることで自分にはなかった視点に気づくことができ、さらに深い学びにつながったと思います。
これで一旦、合同ゼミは終わりとなりますが、また機会があったらやりたいです。
(文責:高橋)

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