6/10(水) 全体ゼミ 学校アップデート読書会①
- あべさん
- 2020年6月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年2月24日
本日の全体ゼミでは,『学校アップデート 情報化に対応した整備のための手引き』の読書会を行いました。この本は今年の5月に出版された出来立てほやほやの本です。コロナウイルスの影響でGIGAスクール構想が前倒しになり,多くの自治体で1人1台のICT機器が導入されようとしています。1人1台のICT機器を子どもたちが持つことによって,自然災害時などで子どもたちが学校に行けない時に教師が連絡を取れたり,オンラインで学習ができたりするというメリットがあります。これからの学校現場は子どもたちがICT機器を学習の道具として,今以上に活用していくため,大きな変化が予想されます。
このような中でも,この本は先進的にICTを活用した教育に取り組んでいる学校の事例を分かりやすく紹介しており,参考になる部分が多かったです。ゼミではICTが学校現場に入ることによって,教員の負担の軽減につながったり,子どもたちのコミュニケーションが活発になったりするという前向きな議論が交わされました。
またゼミ生や大島先生からは,ICTを使うことが目的とならないで,ICTを学びの道具として活用することが大切ということが強調されました。あくまでも授業を通じて,子どもたちの資質・能力を育成することが目的となるので,そこをきちんと理解しておくことが重要です。ICT機器は子どもたちの学びを支える道具であることを意識していきたいと思います。後期の学校支援フィールドワークでこの本から得た知見を活かせるよう頑張っていきたいと思います。来週のゼミも楽しみです!
文責 あべさん

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