遠隔全体ゼミ LTD:「メタ認知」について
- otakalab2018
- 2020年4月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年2月24日

今日は全体ゼミを行いました。
zoomを利用しての遠隔ゼミです。
アイスブレイクは王子が担当。
それぞれが紙に流れ星&木を描いてみる、というシンプルな課題。
ねらいは、多様性を楽しむこと。
「流れ星を描いたら普通こうだろう」という固定観念が崩れたり、
「あなたにとって木ってこれなんだ!」と驚いたりできてとても面白かった。
シンプルかつ興味深い活動でした。
そして本日のメイン、LTD読書会。
大島・千代西尾(2019)『主体的・対話的で深い学びに導く学習科学ガイドブック』
からテーマを拾って軽めの読書会。
本日のテーマは「メタ認知」。
かんたんに言ってしまえば、「もう一人の自分から自分を見つめること」。
メタ認知というのは、何も難しいことではなく、実は日々の行動で無意識にやっている。
でも、この概念の存在が明確に意識できた途端、どんな場面でも適用できるがゆえに、
それを学習や人生に活用することの重要性を俄然、感じるようになった。
王子は論文に当たってくれて、幼少期のメタ認知の発達について知識を補完。
「時間の概念がない幼少期は振り返りができない」っていうのは面白かった。
しかし年少者が一概にメタ認知できないものかというと、そうでもないらしい。
教師の働きかけによってメタ認知を伸ばしてやれることは、この本でも言及されている。
師いわく、「メタ認知能力を伸ばそうとする先生とそうではない先生は授業の質が違ってくる。」
肝に銘じます。
今回はМ1さんが参加してくれてとっても嬉しい!
そしてみなさん初対面にちょっとドキドキ。
自己紹介を交えながら新鮮な雰囲気でスタートできました。
外出自粛で人と直接会う機会が減り、少々ゲンナリしていた私は、みんなの顔を見て、声に触れることができてとっても元気が出ました。大切なゼミ仲間、そして遠隔ゼミを可能にしてくれるICT環境に心から感謝です。
さあ次回も楽しく学ぶぞ!
文責:むらさん
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